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解除率とは？

メルマガ配信をする上で大切な指標となるのが、開封率やクリック率、コンバージョン率の他、解除率があります。

解除（もしくは退会）するということは、面倒な解除手続きをしてでも配信を受けたくない意志の表れでもあり、メールマーケティングをする上でもその理由を考えなくてはいけません。

解除率は以下で算出することができます。
解除率＝購読解除数÷配信成功数×100

メルマガ解除率の平均値

メルマガ配信を行う限り、ある程度の配信解除は避けられないとしても、あまりに解除が高くなると内容に問題があると考えざるを得ません。

0.25％～1％以下なら平均値のため、許容範囲内と考えられます。

逆に1％以上になると、なんらかの対策が必要になります。パーセンテージで見ると1％ならごく少数に思われがちですが、1,000人に10人、10,000人では100人という数字になります。

これは決して少ない数字とはいえないため、解除率がアップする前の早めの対策が必要になります。

解除率を下げようと、メルマガ内に配信解除への導線を明示しない方法はおすすめできません。

結局は迷惑メールに分類される、または未開封になってしまうため、目的とするコンバージョン率アップにはつながらないのです。また、メルマガ配信で重要とされる読者との信頼関係も失ってしまうでしょう。

その他、登録者数を増やしたいあまりに、アドレスを取得した人にとにかく配信するのもおすすめできません。

やみくもにメールを配信しても、読者の要望にマッチする確率は限りなく低く、無理に増やした登録者数は、高い解除率や迷惑メール行きにつながるだけです。

メルマガは登録者数が多ければ多いほどよいというものではありません。

解除率を下げて開封率をアップさせるためにも、読者のニーズに合った情報を届けるのはもちろん、結果的に配信者の利益につながることを意識しましょう。

メルマガの内容に興味がない

読者のニーズと配信内容が合っていない場合は、メルマガの内容がよくても解除されてしまいます。

以前のメルマガは、同一内容を全読者に配信していましたが、近年ではメール配信システムを利用することで属性分けが容易になり、よりフィットした内容のものを配信できるようになりました。

読者のニーズ別にメルマガを用意する必要はありますが、興味を引くことで解除率を下げ、開封率アップへとつながります。

メルマガの内容がつまらない

興味のある分野でも、内容がつまらない場合や文章が読みにくい場合は、解除率は上がってしまいます。

その一方、あまり興味がなくても件名がおもしろいと「ちょっと見てみよう」と思われることもあるのです。

メルマガは、「配信すればよい」というものではありません。読者にとって時間のムダと一度判断されると、配信を続けても読まれる可能性は低くなります。

メルマガは、ノウハウ事例や新商品の案内など、読者が知りたがる内容・役立つ情報を中心に配信しましょう。

配信する時間が悪い

メルマガをわざわざ解除するのは、煩わしいと思われる場合が多いです。

配信頻度が多過ぎる、または深夜に配信される場合は、配信頻度や配信時間の見直しを行いましょう。

内容にもよりますが、無理に配信頻度を上げない、早朝や深夜の配信は避けることが基本です。

配信する側の都合ではなく、あくまで読者の立場で考えることが大切です。

一時的な登録

懸賞に応募するなど、メールの登録理由が一時的な場合は、解除率が高まります。

その後も購読してもらうためには、新規読者の興味を引けるような新たなコンテンツ作りを行う工夫が必要です。